最近、「PM2.5」という言葉をよく耳にしますよね。
特に、中国の大気汚染がひどくなるとそれがニュースにも報道されています。
場合によっては日本国内にも影響がありそうで、ちょっと不安になりますよね。
大気汚染は他人事ではありません。
日本でもそのための対策がいろいろ取られているのです。
その一環として「PM2.5移動測定車」が埼玉県で導入されました。
これは、M2.5をまったく出さない電気自動車に搭載されており、いろいろな化学物質の測定が可能です。
PM2.5に限らず、大気汚染は日々生活する上でものすごく気になるところだと思います。
汚れた酸素を吸って生きているんだ、なんて思ったら嫌な気分になることこの上ないですよね。
年を経るにつれて、空気をきれいにするための取り組みや意識は、どんどんレベルが高まっていると思います。
だからこそ、さきほどお話したPM2.5を出さない電気自動車の登場は非常に画期的ですね。
自動車といえば何かしらの汚染ガスを吐き出すというイメージが強いものです。
しかし、そのイメージが払拭される車ができたことで、今後どのような展開がなされるのか、非常に楽しみですね。
この電気自動車は空気が綺麗な自動車ですから、お子様がいらっしゃるご家庭にはぴったりではないでしょうか。
いつも綺麗な酸素を吸える環境が整うので、お子様の健康を考えると良い影響があると言えますよね。
また、大気汚染というのは広い地域で起こるだけではなく、ごく一部の局所的なところでも起きることが知られています。
だからこそ、PM2.5を出さない自動車の登場が、そういうところに対してもよい対策となるのではないでしょうか。
局所的に、突発的に起こり得る大気汚染を未然に防ぐことが出来るので、予防対策の一環としてこの自動車を使うというのもアリです。
さらに、これからお子様が生まれてくるご家庭にも需要が高まるのではないでしょうか。
というのも、影響があるのはお子様だけではなく、妊婦さんにも影響があるからです。
汚れた空気が体内に取り込まれ、それが赤ちゃんにいってしまうと考えると、怖いですよね。
胎児という状況ですから、お母様の影響をモロに受けます。
良いものが入ってくれば健康体ですくすく育ちますね。
逆に良くないものが入ってくると、それが胎児にも悪影響を及ぼします。
場合によっては体の一部に障害ができたり、病気をもって生まれてくることすらありますよね。
妊婦さんが飲酒や喫煙をしないのは、そういう影響があるとわかっているからです。
しかし、汚れた空気がどういう影響を及ぼすか?は、あまり考えられていないように思います。
この機会に、一度考えてみるのもいいかもしれませんね。
この電気自動車はPM2.5を測定できるので、今の状況をよく理解することができます。
さらに、水素イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、水溶性有機化合物、光学的ブラックカーボンといったPM2.5中の成分濃度も分析することができるというツワモノです。
測定できるということはデータがどんどん溜まっていくということです。
そうなりますと、風向きなどから発生源の特定が可能になると考えられ、今後この自動車のニーズがますます高まることが考えられます。
台数が多い方がデータがどんどん集まりますから、それを専門機関だけではなく利用者の目線でも把握して動いてみるといいのではないでしょうか。
この自動車の登場は、今後のエコカーの展開にも大きな影響を及ぼすでしょう。
排気ガスが出ないのですから、環境にいいのは間違いないですからね。
今後、どのように展開され広まっていくのか、注目です。
2016/01/21