夏と言えば暑い時期。気温がどんどん上がっていく時期ですが、なぜ気温が上がるのか、を考えている人はほとんどいないのが実情です。
それを考えないで「異常気象だ!」とか、「CO2を減らそう!」ということを叫ぶより、「なぜ、夏は気温が上がっていくのか」を考えることで、環境問題への対処のヒントが見つかるのではないかと思うのです。
小学校の理科の授業で、天気とか気候に関する授業があると思います。自然に関することですから、すべてが正しいかどうかはわからないですが、自然の仕組みというものに着目することにより、現在の問題の解決への道筋が分かってきます。
さらに、そのヒントについて考えたり探したりすることによって、学習効果が大きくなっていきます。小学校だけではなく中学や高校、あるいは大学に行っていても同じですね。
仕組みについて考えることは、異常気象だけではなく、仕事や勉強でも有効なことです。
どんな仕組みになっていて、どんな流れになっていて、あるいはどんな手順で、ということを考えることができますから、おのずと能力アップやスキルアップにもつながっていくはずです。
たとえば、最近の夏は以前と比べて明らかに気温が高くなっていますから、気温が上がる仕組みとはどういうようになっているのか、について考えてみることで、高温になっている原因とか原因につながるヒントが見つかる可能性があるのです。
もしくは、高温になっている仕組みについて調べてみたり考えたりすることで、地球規模で温度が上がっている原因が二酸化炭素以外にあるのかもしれない、ということもわかってくるかもしれないのです。
今の時期にそういうことを考えたり調べたりすることで、将来的に学力向上、能力アップへとつながっていくはずです。
また、高温に関して考えてみることでは子供への影響について考える、ということもいいと思います。
高温になっていることにより、新たな病気が生まれるかもしれない、あるいは以前よりも厳しい環境になるために昔の子供たちよりも強い免疫とか体力がつくかもしれないですね。
いずれにしてもどんな影響があるのか?について考えることにより、環境問題に対するヒントが得られる可能性があるのです。
子供に対する影響、という切り口からも環境問題へのアプローチができるはずなのです。
それについてやっている人はまだまだ少ないようですが、ちょっと違った側面から入っていくことにより、今までわからなかったようなことが判明してくることも今後はあるでしょう。
ただ、子供への影響について明らかにすることは、将来的に大きく役に立つと思うのです。
子供たちは今後も生まれていきますし、ゼロになることはまずありえないですから、子供たちに対するアプローチから環境問題について調べてみるのもいいかもしれないですね。
今から夏休みの自由研究にするのは難しいかもしれないですが、来年とかあるいは中学や高校などでの課題研究という面では使えるのではないかと思います。
あるいはそれほど重く考えなくてもOKで、ライトに考えてみることでご自身の行動を少しだけ変えるということもできるはずです。
子供への影響というのは今後もついて回る問題になりますから、今のうちから考えておくことが必要かもしれないですね。
2016/08/24