今や、電気自動車がどこかを走っていることなど誰しもが当たり前に感じる世の中になりました。爆発的な勢いでは無いものの、着実に広がりつつあるのです。
現在、エコカーとして主力となっているのはハイブリッド車です。しかし、これも燃料にガソリンが必要であり、再生可能エネルギーが完全に導入されているとは言えないのが実情です。だからこそ、電気自動車に注目が集まっているのです。
では、電気自動車とハイブリッド車の違いはなんでしょうか?
様々ありますが、大きな違いとして以下3点を挙げたいと思います。
電気自動車は名前の通り、電気を使います。充電することで走ることができるクルマです。一方ハイブリッド車は電気とガソリンを併用しています。
電気自動車はご家庭のコンセントが燃料補給源になります。携帯やパソコンを充電するような感覚で燃料を補給できるので、ご家庭でお好きなように充電できるというメリットがあります。また、現在はガソリンスタンドでも電気自動車の充電用の設備を整えているところもありますので、ネットなどで調べて頂き、ご家庭の近隣やお出かけ先にあるかどうかを調べておくと良いでしょう。
ハイブリッド車はガソリンスタンドでの補給のみとなります。ガソリンが必要となりますので、ご家庭では補給できません。ガソリンスタンドに寄ることが必須となるのです。
電気自動車は、今存在するクルマの中ではもっとも環境性能が良いクルマと言えます。これは地球環境という非常にマクロな観点だけではなく、ご家庭やご家族にとっても良い環境を提供していると言ってよいでしょう。
例えば、ガソリン車ですとエンジンをかけた際に時折ガソリンの匂いがすることがあります。またガソリンスタンドでも同じようにガソリンの匂いがします。これで気分を害することもあるのです。仕方のないことではあるのですが、そのときの体調いかんではさらに体調が悪化してしまうこともあるのです。私の知り合いもそれで辛そうな表情をしていたことがありました。
ハイブリッド車は従来のガソリン車に比べて環境性能は良くなっています。しかしガソリンを使う点は同じであり、まだ不十分という点でもあるのです。
少し前から、プラグインハイブリッド車という言葉を見聞きするようになりました。あなたもこの言葉、聴いたことがあるでしょうか?
これは外部電力を活用しながら走るクルマです。つまり、ガソリンを使いつつもご家庭の電気で充電して蓄電も可能になったクルマです。
電気自動車との決定的な違いは、ガソリンを使うかどうかという点です。つまり、ご家庭での充電の他ガソリンで補給するということも必要になります。それに2種類の燃料が必要になるので両方を管理する必要があり、やや面倒に感じることもあるでしょう。燃料は一つの方がシンプルでラクですから、できれば一つの燃料で走れる方がドライバーとしては好都合のはずです。
今後の流れを読むと、電気自動車の方が安上がりになる可能性が高いです。というのは電力の小売り事業が自由化され、現在の電力会社の他に様々な会社が参入を予定しているからです。そうなると競争が始まるため価格が抑えられる可能性が高くなります。したがって、ガソリンよりも燃料費が安くなり、家計に余裕をもたらすことになるでしょう。
しかもガソリンは費用が安定せず、ときにはかなりの値上がりになることもありますが、電気料金は安定しているため、先々の費用を読みやすいという利点もあります。
費用という点でも電気自動車とハイブリッド車との違いがあります。
一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
2016/01/06