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家庭用、産業用に導入する蓄電池の選び方をご紹介


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再生可能エネルギーの普及に伴って注目を集めてきた蓄電池。蓄電池には家庭用と産業用のものがあり、さらに鉛蓄電池やリチウムイオン電池など材質による違いもあります。また、蓄電池メーカーによっては蓄電容量やその他性能が異なります。

蓄電池の利用シーンによって最適な蓄電池を選択することがベターですが、それではどのような観点で蓄電池を選択すればよいでしょうか?今回は、蓄電池の選び方のポイントをご紹介します。

 

家庭用、産業用ともに共通することですが、蓄電池を設置する「目的」を決め、そして蓄電池を設置するにあたって場所等の「条件」を確認します。そして、どのくらい費用をかけられるか「コスト」を見積もります。この3点をしっかりと確認することで、ご希望にかなう蓄電池を選択しやすくなるでしょう。

 

蓄電池を設置する「目的」は何か?

まずは蓄電池を設置する目的を定めることによって、必要となる蓄電池の仕様を検討することが容易になります。

 

家庭用蓄電池の場合は電気代節約のため夜間帯の蓄電を目的とする場合が多いかもしれませんし、大規模停電が起きた時の非常用電源として活用することも想定するでしょう。

産業用蓄電池の場合も同様ですが、特に停電時であっても停止が許されない設備を有していることが多いと思われるため、電力会社からの電気供給がストップした時には自動的に電源を蓄電池へ切り替える機能も求められます。

 

蓄電池を設置するための「条件」は何か?

目的が決まれば、次は条件を確認します。蓄電池を導入する際に考えられる条件は主に以下があります。

・ 設置スペース

蓄電池の大きさは蓄電容量によって異なり、大容量のものほど大きくなります。そのため、設置スペースに限りがある場合は事前にサイズを確認することが大切です。特に家庭用の場合は室内に設置したいケースもあると思われ、その場合は室内スペースとの兼ね合いを考慮に入れましょう。

 

産業用蓄電池の場合は設備によっては相当規模の大きさになるため、専用の施設やスペースをあらかじめ確保することが必要となる場合があります。

 

・ 必要電力

蓄電池で賄うことができる出力量を検討します。そのためには、目的やライフスタイルに応じて電気機器の消費電力量(ワット)をあらかじめ計算しておくことが大切です。

 

たとえば、家庭用蓄電池の場合は必要となる冷蔵庫、エアコン、照明等を同時に連続使用した場合に必要となる出力量を見積もり、そして連続使用で何時間分の出力が必要か合わせて確認します。いざという時に電力不足にならないよう、必要電力はやや大きめに見積もるとよいでしょう。産業用蓄電池でも同様の考え方になります。

 

・ 蓄電池の寿命

たとえばリチウムイオン電池の場合は長くて10年ほどの寿命と言われていますが、蓄電池の性能によって異なります。蓄電池の寿命は、一般にサイクル数(蓄電、放電を1サイクル)でカタログ等に記載されています。蓄電システムを導入する場合はメンテナンスも考慮にいれる必要があり、その時に蓄電池がどの程度で寿命が来るか把握しておくと、メンテナンス計画も立てやすいでしょう。

 

・ 必要機能

蓄電池には様々な機能を有しているものがあり、たとえば停電時には自動的に蓄電池の出力へ切り替わる自動切り替え機能が付いているものや、太陽光発電システムと連携しているもの、また、リモートサポートが24時間365日受けられるものもあります。特に産業用途の場合は医療装置やサーバーなど、停止が許されないケースにおいて自動切り替え機能は必須になる場合があります。

 

蓄電池に費やせる「コスト」を決める

蓄電池は様々なメーカーから、様々な性能を持つものが提供されています。高性能で大容量であるほど高価ですが、ご利用の目的と条件によっては必ずしも高価なものを必要としない場合もあります。目的、条件とともに費やすことができる費用を見積もっておくことで、蓄電池にかけられるコストも検討しやすくなります。

なお、コストには蓄電池本体価格のみならず、工事費等も合わせて確認することが大切です。また国から補助金を受けることができる場合があるため、合わせてチェックしておきましょう。

 

まとめ

家庭用でも産業用でも、最適な蓄電池を選ぶ場合は、上記のように「目的」、「条件」、「コスト」の観点から整理すると検討しやすいでしょう。

 

また、蓄電池導入の際は必要となる電気出力を再確認することになります。その時、家庭用の場合は本当に必要な電気製品は何かを再検討する良い機会になります。無駄な電気製品を整理することで、さらに電気代を節約した生活が実現できると思われます。

2015/04/28