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ソーラーフロンティアの太陽電池が人気を集める理由

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近年より、日本は持続可能なエネルギー社会の実現を目指しており、国による再生可能エネルギーの普及施策が次々と打ち出されて来ました。

 

それに応える形で、民間事業者でも再生可能エネルギーの様々な事業が展開されてくるようになりました。特に太陽光発電は、一般家庭から大規模事業者まで電力源としての活用範囲が広く、そのため太陽電池に関する事業は政策的にもビジネス的にも大きく期待が持たれています。

 

そして、国内の数ある太陽電池事業の中でも特に注目を集めている事業が、ソーラーフロンティア株式会社(以下、ソーラーフロンティア)が展開する太陽電池事業です。

 

それでは、ソーラーフロンティアの太陽電池にはどのような特徴があり、なぜ注目を集めるようになったのか、その人気の理由を探ってみたいと思います。

 

 

ソーラーフロンティアの事業内容

ソーラーフロンティアは、1970年代から一貫して太陽電池の研究開発、生産、販売を行ってきました。そして、1990年代にCIS技術に関する研究がスタートし、2007年からはCIS薄膜太陽電池の商品化が実現しました。

 

以降、同社はこれまで多くの顧客へ太陽電池を提供し続けており、名実ともに太陽電池事業の国内リーディングカンパニーとして注目を集めています。また、ソーラーフロンティアはCIS薄膜太陽電池を製造販売する国内唯一の事業者でもあります。

 

 

CISとはどのような太陽電池?

それでは、CIS薄膜太陽電池とはどのような太陽電池なのでしょうか?

 

CISという文字は、Copper(銅)、Indium(インジウム)、Selenium(セレン)の頭文字を取ったものであり、それらの元素を組み合わせて作られた太陽電池が、CIS薄膜太陽電池になります。CIS薄膜太陽電池は主に次の特徴を備えています。

 

薄型軽量化した太陽光パネルの製造が可能

銅、インジウム、セレンから構成される化合物半導体は、光を多く吸収できる特徴があります。そのため、従来のシリコン型と呼ばれる一般的な太陽電池よりも遥かに薄く製造することが出来ます。

 

CIS薄型太陽電池の薄さは約2~3umと言われており、シリコン型太陽電池の約200~300umと比べれば実に100分の1ほどの薄さになります。

※um(マイクロメートル)=1/1000mm(ミリ)

 

優れた発電効率

CIS薄膜太陽電池の発電効率は、その他の薄膜太陽電池よりもエネルギー変換効率が高いという特徴があります。

 

一般的な太陽電池の場合、その特性として真夏など高温時になれば発電量が低下しやすくなり、太陽光パネルに影が部分的にかかれば、全体の発電能力が低下しがちになることが挙げられます。

 

一方、CIS薄膜太陽電池であれば、高温や部分的な影の影響を従来よりも大きく抑えることが可能になっています。

 

優れた光照射効果

CIS薄膜太陽電池には、光を照射することでエネルギー変換効率が向上するという特性もあります。具体的には、太陽電池を使用することで出荷時よりも出力が10%近く増加することが確認されています。

 

 

ソーラーフロンティアの太陽電池に人気が集まる理由

国内には様々な太陽電池メーカーが存在していますが、その中でもソーラーフロンティアの太陽電池は近年益々人気を集めています。その主な理由は以下のメリットがあるからです。

 

価格の安さ

太陽光発電を導入する時の足かせが価格だと言われています。昔よりは安くなったと言われても、それでもまだまだ高いのが現状だと多くの人が思っています。

 

しかし、ソーラーフロンティアの太陽電池は、他社の太陽電池に比べて低価格に抑えています。2017年時点において、大手メーカーの太陽光モジュールはkwあたり30万円台とされています。一方ソーラーフロンティアの太陽電池を見るとなんと、25万円と約5万円以上お得なことがわかります。

 

なお、この値段は国や地方の補助金によっても変わりますので正確な値段については、ソーラーフロンティアに問い合わせが必要です。それでも、現状で大手メーカーと大きな差が開いていることから、今後も他よりもお得な値段で太陽電池を購入できる可能性は高いはずです。

 

また、ソーラーフロンティアの保証にも注目です。太陽光モジュールの場合は、約20年間、周辺機器については10年〜15年と決められています。中には10年しか保証しないというメーカーもある中、約20年間修理や交換費用がかからないというのはとてもお得です。

 

常に雨風にさらされる太陽光パネルだからこそ、長い保証期間ほど安心できるものはありません。この手厚い保証も含めれば、ソーラーフロンティアの太陽電池は、低コストでなおかつ安心と言えます。

 

実発電量の高さ

ソーラーフロンティアの太陽電池は、低価格であるにもかかわらず高い発電能力を持ちます。その理由は上記に述べたようにCIS薄膜太陽電池に特有の性質にあります。CIS太陽電池は、シリコンと比較すると光の吸収効率がいいため、厚さを抑えることができます。また、製造時の無駄な廃棄物も出ないため環境にも優しいと言えます。

 

そして、CIS薄膜太陽電池を国内で生産・販売しているのは、ソーラーフロンティアだけです。その効率の高さは2017年2月時点で、日本トップになりました。技術力で言えば、どのメーカーにも負けていません。

 

製品品質の高さ

ソーラーフロンティアが提供する太陽電池は、20年間の出力保証が設けられており、長期間に渡り安心して太陽光発電を活用できます。

さらに、条件次第では周辺機器の保証期間を延長することが可能です。

 

安心の施工法

ソーラーフロンティアは、太陽パネルの生産だけではなく、取り付け工事までおこなっています。お客様の満足度を高めるため、次のような取り組みをしています。

 

  • クロスワン工法
  • 意外とトラブルが多い取り付け工事。ソーラーフロンティアは、お客様に確かな満足を提供するために施工法までこだわっています。太陽電池を屋根にしっかりと固定するためには、金具と屋根の接合部分がポイントです。ソーラーフロンティアは、クロスワン工法と言って、建物骨組みである部分に固定をするため、少ない部品でなおかつ信頼性の高い方法で取り付けることができます。

     

  • 4重防水処理
  • 屋根の工事をしてから、雨漏りがするようになったという話を時々耳にします。取り付け工事は屋根に穴をあけるため、適当に工事をすると雨漏りの原因になります。ソーラーフロンティアは、防水には細心の注意を払っており、4重防水処理をおこなっています。ネジ穴シーリング、金具防水シート、防水ネジワッシャー、外部シーリング処理にて防水を徹底しています。雨風や太陽の日差しにも強い素材を使っていますので、様々な環境に対応でき、安心です。

     

  • 金具を削減して徹底的に負担を軽減
  • 屋根への負担を徹底的になくす取り組みとして、金具を減らしています。しかし、それではパネルが落ちてこないか心配という人もいると思います。ソーラーフロンティアは、クロスワン工法を採用し、工期の短縮と安全性の工場を実現しました。

 

このように施工についても、お客様の満足度を高めるために徹底したサービスをおこなっています。

 

また、施工やサービス提供にあたり、「ホームエネルギーコンサルタント」「施工監理士」「施工従事者」といった有資格者が従事し、施工においては5重の防水施工を行いますので安心です。

 

オプションサービスもお得

ソーラーフロンティアは、太陽電池の販売に加え、低圧監視モニタリングシステムの販売を2017年5月からおこなっています。スマートメーター、気象データ、クラウドサービスを活用して、発電所の監視をおこなうサービスです。

 

ポイント1. 発電診断

実測した発電実績をクラウドサービスで集約して、発電量や売電量の累計をいつでも確認することができます。また、発電量と期待値を比較して、実際の差を確認できます。今までは、期待値を計測するのは気象計がない発電所では不可能でしたが、独自の技術を導入することで算出できるようになりました。

 

ポイント2. 発電状況のリアルタイム確認

発電状況をリアルタイムでスマートフォンやタブレットから確認できようになりました。何度もモニターをチェックするよりも、常に手元に持っているスマートフォンで確認ができるので、気になった時にいつでも確認できます。また、異常が発生した場合の計画や、週や月ごとの発電量、売電量をレポートとしてメール配信する機能もついています。今まで自分たちで管理しなければいけなかった情報も、このサービスを使うことでより楽に太陽電池の管理ができるようになります。

 

ポイント3. 複数の発電所を管理できる

パワーコンディショナーの種類やモジュールの種類に関わらず、それぞれの発電所を一括管理できるようになりました。一つのデバイスで、複数の発電所の状況を確認できるので、わざわざ現地に赴き確認する必要もありません。

 

このようなシステムを導入した背景には、発電量の期待値や売電量を正確に、そしていつでも確認したいという需要が増えてきたからです。また、このシステムを導入することにより、システムの不具合を早期発見し適切な対処をすることで、発電のロスを極限まで抑えることができます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?国内には多数の太陽光発電事業者が存在しますが、なぜ、ソーラーフロンティアの太陽電池がとりわけ人気があるのかお分かり頂けたかと思います。

 

CIS薄膜太陽電池は割安さと高い発電量を共に実現できることから、今後もソーラーフロンティアの太陽電池は注目を集め続けていくでしょう。実際の価格は施工する環境や各種条件によって変わってくると思われますが、他メーカーと比較して低コストで導入できることは期待できますし、その他のサービスも充実しています。

 

(参考)

ソーラーフロンティア株式会社公式ウェブサイト

http://www.solar-frontier.com/jpn/

2017/11/25

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