株式会社RecoD(れこど)

052-759-5222(全国対応)

株式会社れこどが運営する、エネルギーに関する日本最大級のブログメディア-エネルギープレス

竹を使ったバイオマス発電が始動!新たな自然エネルギーによる電力創出の取り組み


69d257537aff50dbab9b5e4bf5924500_m

新たな自然エネルギーとして、竹を使ったバイオマス発電が行われようとしています。この取り組みは世界でも初めてとみられ、繁りすぎて存続の危機にある森林をも救うキッカケとなるものです。

 

竹バイオマスによる発電所建設計画

竹バイオマスを使った、新たな自然エネルギーの発電所計画が山口県で進められています。

 

山口県は竹林の面積が全国で4番目と広大で、スギやヒノキといった木の成長が阻害されているという事態に見舞われているのです。もちろん竹は伐採されているのですが、その竹をどう活用するか?ということを検討している段階で、今回の竹バイオマス発電が持ち上がったのです。

 

竹は小さくチップにされて燃料とされ、これを使用して発電に活用することで新しい自然エネルギーとして注目されています。原発を縮小しようという世論の意向もあり、今後ますます発展していく可能性があるのです。
この発電所は2016年1月に着工し、2017年1月からの運用を目指しています。

 

意外と大きい、竹バイオマス発電所の発電能力

この発電所の発電能力は約2MW(メガワット)を見込んでおり、年間の発電量は1580万kWh(キロワット時)になるとのことです。なんて言われてもよく分からないですよね。

一般家庭の使用料は年間3600kWh程度であり、ここから換算すると4400世帯分に相当するのです。場合によっては一つの自治体を賄うことができます。

 

これだけの電力を生み出せると日々の電力供給だけではなく、長期間にわたって蓄電をすることも可能なので、災害の停電時などでも活用ができるでしょう。

たとえば医療機関などの緊急発電用としての活用も考えられ、災害時の医療拠点としての役割を果たすために役立ちますし、または食材や医療品などを被災地に運ぶための物流拠点の維持も期待できます。

 

これが広まると、竹林が生い茂る場所では竹を資材として有効活用することができ、森林を健全に保ちながら有効活用ができるので、今後も需要が広がりそうです。

 

未利用間伐材の新たな可能性

これまで竹は未利用間伐材としての可能性は指摘されてはいたものの、スギなどに比べて有効的に使われているとは言えませんでした。

今回、電力用の自然エネルギーとしての活用方法が樹立されれば、火力や原子力、水力や太陽光などと同じく大きな電力創出が可能となるでしょう。

 

国を始め、各自治体では未利用の間伐材や建設発生材の活用に頭を悩ませているところがすごく増えています。費用もさることながら、民間の能力やアイディアがきちんと活用できていないのが原因と思われます。

また、建設工事などで森林を伐採することもあり、そこで発生する竹の活用に頭を悩ませている建設会社もあるのです。こういった業者にとってもこのような竹バイオマスとしての使い方は、新しい可能性を示してくれていると言えます。

 

この山口県の事例を参考に、全国の竹林があるところに竹バイオマス発電所を作って運用していけば、竹の伐採材を有効活用するだけではなく森林の維持管理にも役立つことが期待されているのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。竹がバイオマス燃料として活用でき、私たちの日々の生活に大いに役立ってくれることが分かったと思います。

 

今、全国各地でこれからの電力の安定供給は大きなテーマとなっています。原発が縮小し、火力以外に有効的な発電能力のある発電所がないのです。実質二つに依存した形となっていて、新しいタイプの発電所が求められています。新たな「矢」として竹バイオマスを使った自然エネルギーは大きなポテンシャルを秘めており、今後の開発が待たれるところです。

 

現在は山口県のみの竹バイオマス発電所ですが、今後は徳島県でも建設が計画されており、第2弾第3弾と続いていって欲しいものです。

2015/11/15


太陽光発電所を買いたい方(販売)はコチラ