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子どもはどんなことを学んでる?今の小学校の環境教育

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日本人は世界的に見ても企業や社会全体で環境問題を気にしている国民だと思います。

 

エルニーニョ現象や温暖化、異常気象などこれだけ環境問題について考える機会があるにもかかわらず、先進国であるアメリカが環境問題は起こっていないと発言したり、環境問題を考えた京都議定書に参画している国が少なかったりと世界には問題が山積みですが、事実として今の自然の状態と私たちの文明との関係を認めていくことは非常に重要なことです。

 

そんな環境問題を考えるきっかけに、小学校の自然科学教室や理科の授業などがありますが、今の子どもたちはどんなことを学校で学んでいるのでしょうか。

今回はそんな今の小学校の環境教育についてご紹介しましょう。

 

 

低学年では見て、触れて、興味を持つことが中心

小学校の低学年では環境に対する感受性を養うことを目的とした取り組みが中心に行われています。

 

身近な環境にはどういった自然があるのか、環境対象を事物、現象などさまざまなものに興味を持って取り組めるよう観察することが中心となっています。

 

低学年の授業の進め方はほとんど昔から変わらずと言ったところで、公園などに行きスケッチを行ったり、学校で朝顔を育てたり、メダカなどの観察をすると言った身近なものが中心です。

 

 

高学年では自ら問題を見つけて解決していく力を養っていく

小学校の高学年になると低学年のときの観察を中心とした考え方から、「なぜ」と言う疑問を見つけてそれを追求していくことが中心となっています。

 

遠足などでも水質検査場へ出かけて水の循環がどうなっているのかを見て、その中で疑問に思ったことを職員の人にぶつけたり、理科の実験などでもエネルギーがどうやって作られるのかの仕組みを理解したりと分野が一気に広がっていきます。

 

 

低学年の授業では環境について生活の授業の中で学ぶことが多い

低学年の環境の授業は理科の授業の中で組み込まれているものよりは、生活や理科以外の科目の中で取り入れられているものが多いのが特徴です。

実際に言われるまで気付かないような授業でさえ環境の授業であることもあります。

 

例えば公園で拾ってきたさまざまな種類のドングリを元に、どういった違いがあるのかを観察したり、ドングリを使ってどういった遊びや活用法があるのかを考えたりするような授業です。これだと多くの場合が遊んでいるように感じますよね。

 

また都会の田んぼなどのない学校では自然とふれあう機会が乏しいと、学校内で植物を育てたり、動物を飼育したりしています。動植物とふれあうことで人間以外に興味を持ってもらうということが狙いのようで、こちらも環境の学習だとはすぐに気付きにくいものです。

 

他にも国語の授業で擬人化した植物の物語を取り扱ったり、道徳の時間にゴミや資源を勉強したりして環境について学んでいます。

 

 

高学年になると理科や総合の授業の中で環境と社会を合わせて学ぶことが多い

高学年になって来ると、それまであった生活の授業がなくなり、総合や社会、理科としてさまざまなこととの関係性とともに環境を学んでいくようになります。

 

例えばエコな暮らしの単元は社会や総合の授業の中に取り入れられていて、ゴミや水の行方を追いかけて地域のセンターなどに出かけて社会科見学を行ったり、地球温暖化について国語の授業で文献を通して学んだり、社会の授業で世界を通して日本の環境を考えたりしています。

 

高学年になると時事問題を使って授業を進める学校も多く、家庭から新聞記事などを集めてきて、どれが環境問題かなどを考える授業のところもあるようです。

 

学校の外で環境について学ぶには?

では、小学生が学校の外でも環境について学ぶ方法にはどのようなものがあるのでしょうか。まずは、家庭でも環境についての知識を身に付ける機会をもうけることが良いと思われます。
 
ペンは剣よりも強しというわけで、これは何においてでも当てはまりますが、知識を持つことは個人の考える力を育みます。
 
知識を得る楽しさを覚えることで、子どもたちは自ら学びたいという積極性を持つことが出来るはずです。
 
環境省の「ECO学習ライブラリー(https://www.eeel.go.jp/)」や、環境省が子ども向けの環境教育冊子として販売している「こども環境白書(https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/kodomo.html)」などを使って親子で一緒に環境について学ぶのも良さそうです。
 
私は子どもにとって、親こそが大きな教材になると思っています。本を読まない親の元で育った子は本を読む習慣がなくなってしまう傾向があるというように、こどもは親の影響を良い意味でも悪い意味でも多大に受けます。
 
つまりは親が環境問題を解決する積極的な姿勢を持っていなければ、子どもも同じように環境問題に興味を持たなくなる可能性が大きいというわけですね。子どもに何かを教える前に、大人が自分の行いを見直すだけでも、それが子どもにとって良い学習の機会となるのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は今の子どもたちがどんなことを学んでいるのかと、小学校の環境教育について調べてみましたが、実際調べてみれば私たちが小学生だった頃とさほど変わらないようなことが学校の教育現場では教えられているようです。

 

ただ、今の子どもたちは自然に触れられる機会や減り、物事が当たり前になり過ぎて疑問に思うこともあまりなくなってきているなかで、教育現場では先生たちがなんとか子どもの興味を引こうと奮闘しているようです。

 

言われてみれば、小学校の頃受けていた授業の多くが環境と関係のあるような内容ばかりだった気もしますが、大人になった今、いかに子どもたちと自然について、環境について向き合っていくのかが私たちへの課題なような気もします。

2016/11/22

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