出典 http://plaza.rakuten.co.jp/jokeworld/diary/201110070001/
環境についてもっと身近にもっと気軽に学んで感じたいと思ったとき、多くの人がキャンプに行ったり、自然公園に行ったりしますが、もうちょっと違った方法で学ぶなら環境問題について取り組んでいる施設がおすすめです。
特に子どもがいる家庭では上手く子どもに環境について考えてもらうにはキャンプに行くより、こういった子どもと一緒に学べる施設が非常に便利です。
愛知県は愛・地球博覧会が開催されたこともあり、未だに海外から環境について愛知県を訪れる人がいるくらい、環境先進の地域です。今回はそんな愛知県にある環境問題を学べる施設についてご紹介しましょう。
2014年オープンしたばかりの施設と言えば、環境をテーマにした「トヨタエコフルタウン」です。
豊田市とさまざまなエコ企業が協賛して作ったこの街は、温室効果ガスを削減とした低炭素社会の実現をコンセプトに作られた環境モデル都市でもあります。
この取り組みは日本初の取り組みで、色々なエコについて体感できる街になっています。
街の中にはエコに配慮されたレンタルサイクルステーションがいたるところにあり、他にも電気で走るバスなどもあります。
施設内には地産地消に取り組むハーフバイキングのレストランや雨水を活用した小川や水田、交流広場やパビリオンなどもあります。
パビリオンではエネルギーやエコについての最近の環境技術を体験できたり、学んだりすることが出来ます。
愛知環境学習プラザは県が運営する環境学習施設で、大人向け子ども向けそれぞれに環境についての催しが行われている施設です。
実験室やセミナー室も用意されていて、体験型の環境学習を行うことが出来たり、展示コーナーで見て触れて自分で学習できたりする施設もあります。
施設内は全て無料で利用することができ、定期的に様々なイベントも行っているので要チェックです。
http://kankyo-gakushu-plaza.pref.aichi.jp/plaza/
あいち会場の森センターは愛知万博の際に建てられた施設で、床面積が1500平方メートルもある大きな建物です。
森林や里山に関する学習の交流をメインにした施設は、展示スペース、ライブラリー、研修室、工作室、事務室などがあります。
その広大な土地に建物と豊かな森林と農地、水辺などを兼ね備えた施設はさまざまな野生生物が棲息していて、かつて薪の採取によって伐採された森がウソのように活き活きとした姿を保っています。
施設内ではイベントなども開催され、市民の憩いの場としても利用されています。
出典 http://network2010.org/article/18
http://www.pref.aichi.jp/kaisho/
親子で訪れる人も多いのが愛・地球博記念公園にあるもりの学舎(もりのまなびや)です。
自然体験やクラフト工作などを通して楽しみながら環境について学ぶことが出来、施設内のツアーなども多く設けられています。
森の案内人と森に入って互換や想像力を使いながら自然と遊んだり、森の案内人から出されるテーマを探したり、さまざまなリサイクル品で工作をしたりと子どもが飽きない楽しみがいっぱいです。
また記念公園内には親子で訪れて楽しい施設がたくさんあり、となりのトトロでお馴染みの「サツキとメイの家」や温水プール、日本庭園などもあり、1日中を過ごすことが出来ます。
http://moricoro-park.com/shisetsu/fieldcenter/
子どもとともに自然を通してさまざまなことを学んで体験できる施設といえば愛知こどもの国です。
子どもが喜ぶ楽しい施設はもちろん、子どもにちゃんと環境や科学について考えてもらえる取り組みがたくさん行われていて、自然な形で環境について学ぶことが出来ます。
園内はスポーツゾーン、アドベンチャーゾーン、カルチャーゾーン、サスティナブルゾーン、コミュニティーゾーンに分かれていて、それぞれのゾーンで自然とふれあいながら親子で環境について体験できます。
名古屋市科学館といえば、平成23年にプラネタリウムをギネス級の規模であるプラネタリウム「ブラザーアース」へとリニューアルし、今もなお人気が引き続いている施設です。
そしてこの名古屋市科学館、もちろんプラネタリウム以外にも子どもたちが楽しみながら学べる展示がたくさんあります。
フロアが地下2階から7階までと、館内はかなり広いです。「人体の仕組み」、「地球のすがた」、「宇宙のすがた」などフロアごとにテーマが分けられているため、わかりやすいです。
ちなみに名古屋市科学館の設備そのものも「太陽光発電装置」や「風力発電装置」、「クールヒートトンネル」などの環境に配慮した設備が取り付けられています。実際に使われているところを見るのも勉強になりそうですね。
http://find-travel.jp/article/30981
今回は環境問題を学べる愛知県の施設としてさまざまな場所をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
もし、愛知県内の上記以外の施設についても知りたいという方は、こちらのエコリンクあいち内のAELネットのページ(http://aichi-eco.com/ael)で施設の一覧表を見ることができますので、ご確認ください。
古くから有名なものもあれば、最近できた新しい施設もあり、長い間愛知県が環境に取り組んでいることがよく分かりますよね。
愛知万博の影響もあってさらに環境に力を注いでいる愛知県ですが、どの施設を見ても自然と環境と親子をテーマにしたものが多く、それぞれの世代でも取り組める施設がたくさんあることが分かります。
今回ご紹介したような施設を参考に、親子で環境について考えてみるのも素敵ですね。
2016/12/28