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オール電化での停電には備品や太陽光発電で対処ができる

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近年、注目を集めているオール電化。

調理時に火を使わなくて済むことから火災の心配が減り、またキッチンの清掃も簡単。

ガスを使用しないため、ガス漏れや一酸化炭素中毒の恐れもなく安全性が高い。おまけに、エネルギーの料金を電気代に一本化出来て家計を管理しやすい。

 

このように数々のメリットがあり、日本中で徐々に浸透してきています。特に、新しく一軒家を立てる人は、オール電化にすることも多く、太陽光発電と一緒に使っている人もいます。

 

しかし、ご家庭で利用するエネルギーの全てを電気でまかなうことから、いざ停電が起きてしまえば、快適だった生活空間が途端に厳しい環境になってしまうのではないかと心配も残ることでしょう。特にこれから、オール電化にする人はなおさら心配なのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、オール電化のご家庭で停電が発生した場合はどのように対応したら良いのか、または事前にどのような準備をしておけばよいのかを整理してみたいと思います。

 

停電はどのくらいの割合で起きるのか?

電気事業連合会のデータによると、日本の年間の停電時間は世界的にも少ないようです。

 

日本      16分
ニューヨーク  12分
カリフォルニア 162分
ドイツ     37分
フランス    57分
イギリス    100分

 

(出展:電気事業の現状 2009)

 

日本にいる以上、普段の生活の中で停電を経験することはほとんどありません。この結果から日本は、停電が少ない国ということがわかります。ただ、気をつけなければいけないのは、東日本大震災の時のように、大きな震災が起きると停電が長引くということです。

 

停電はなぜ起きるのか?

では、なぜ停電は起きるのでしょうか?こちらも、電気事業連合会のデータを参考にします。

 

風雨・水害 2,820件
物・鳥接触 2,235件
整備不備 2,068件
雷 1,626
氷雪 1,007件

 

(出展:FEPC INFOBASE 2015 b-17)

 

この数字を見ると、雨や風、動物などの接触による停電、雷など、自然が原因であることがわかります。どうしても人間がコントロールできないところなので、こればかりはどうしようもありません。被害がそこまで大きくなければ、すぐに復旧できることもよくあるので、そこまで困ることはないでしょう。

 

また、発展途上国でよく起こる連続的な停電は、設備の不備が原因ですが、日本ではほとんどありません。もし、何かしらの不備があったとしてもすぐに復旧できるでしょう。

 

オール電化住宅での停電に備えて日頃から準備を

オール電化の住宅で過ごしていて停電が発生すれば、当然ながら電気を使用している機器が使用不可能になります。

 

ただ、日本の年間の停電時間は世界的にも低く、ほとんど起きることがありません。起きたとしても、すぐに修復されるため、不便に思うこともほとんどないでしょう。そのため、日本で起こる大規模な停電といえば、震災が原因になるものです。広い範囲で停電が起こり、長期化する可能性があります。

 

そこで、最低限以下の事項を念頭に置いておくことをオススメします。

 

1. 非常用のライト

停電すると明かりがなくなります。停電の際に使う物も見つけることができなくなってしまうため、非常用のライトを用意しておいた方がいいでしょう。

 

携帯のライトでも代用できますが、電池の消費が激しいため、非常用のライトを定位置に用意しておくことをおすすめします。

 

2. カセットコンロの準備

ガスコンロを使って入れば、停電が起きた時もお湯を温められたり、料理を作ることができたりしますが、オール電化の場合は、それができません。特に電気製品のうち、食事に直結するIHクッキングヒーターが使えなくなることは大きな問題です。したがって、IHクッキングヒーターに代替するものをあらかじめ準備しておくことが大切です。

 

具体的には、カセットコンロを準備しておき、いつでも火を利用できるようにしておきましょう。最近では、カセットコンロを家で見ることも少なくなってきていますが、いざという時にはとても便利です。オール電化にした時点で、カセットコンロを購入しておくことをおすすめします。

 

地震等の災害の影響で停電が発生してからカセットコンロを買い求めても、おそらく他の住民の方々も殺到して買い求めるため、急には手に入らない可能性があります。

 

特に、ガスボンべを使ったまま、新しいものを購入するのを忘れていることもあるので、注意が必要です。カセットコンロの能力にもよりますが、だいたい3時間ほどしかガスボンベは使うことができません。大きな地震などが起きた時は、停電が数日続く恐れがあります。ガスボンベは、少なくとも3個は用意しておいた方がいいでしょう。

 

最後に一つ注意事項があります。カセットコンロを使う際は、しっかりと換気を行いましょう。停電中は、換気扇も使えなくなっているため、窓や扉を開け空気の通りをよくしておく必要があります。カセットコンロは頻繁に使うものではなく、機器が老朽化しており、ガスボンベを取り付ける際に、ガスが漏れる危険性があります。

 

3. 石油系暖房器具の準備

これはオール電化の家でなくてもそうですが、停電になるとエアコンが使用不能になります。

 

春や秋など過ごしやすい季節であれば問題ありませんが、夏や冬に停電のまま過ごすと熱さや寒さで身体への負担が増大します。特に真冬にエアコンが使えない状態で過ごせば健康上の問題も発生してくるため、事前に石油ストーブを確保しておくと便利です。

 

ストーブは体を温めるだけではなく、その熱量でお湯を沸かすことができます。そのお湯を使って食べ物を作ったりできますので、とても便利な器具です。なお、石油系暖房器具の使用では燃料である石油はもちろん、それ以外に点火するために必要となる乾電池も忘れずに準備しておくことが大切です。

 

4. 電気温水器タンクの水は飲まないこと

温かい水を飲みたいからといって、温水器のタンクの水は絶対に飲んではいけません。特に古い温水器を使っている場合は、鉄でできていることもあり、水が汚れている可能性があります。最近の温水器は、ステンレスでできているので、汚れはほとんどたまりませんが、タンクに貯めてある水ですので、沸騰をさせてから飲むようにしましょう。

 

ただ、タンクに貯まった湯は生活用水として使用することは可能です。

 

停電が発生して長時間が経過していなければ温度が保たれているため、お風呂の湯として利用できるでしょう。

 

日中は太陽光発電で生み出した電気を

オール電化で停電が起きても、上記の対応を行うことで食事や暖房、そして生活用水といった生活する上で必須の物事を確保することができるでしょう。

 

一方で、これらの対応以外にも停電時に大きな恩恵を与えてくれるのが太陽光発電です。最近の新築の物件には、太陽光がついています。太陽光発電システムを備えておけば、日中であれば停電が発生しても太陽光のエネルギーを電気に変えることができるため、大変心強い設備と言えます。

 

ただし、太陽光発電システム自体には蓄電する能力は備わっていないため、停電した夜間には使えないというデメリットがあります。

 

蓄電池で夜間の電力使用に備える

上記で太陽光発電のデメリットとして夜間には使用できないと述べましたが、そのデメリットを補うのが蓄電池の使用です。取り付けにお金はかかりますが、電気を貯めることで、夜間の発電に使えたり、電気の売却ができたりしますので、太陽光パネルを付ける際には、一緒に取り付けている人も多いはずです。

 

これが、あれば停電が起きた時に、緊急用の電源として使用することができます。緊急用の電源としては、他にプラグインハイブリットの自動車などもあります。

 

停電が復旧する時に気をつけること

大規模な停電から復旧する時に気をつけておかなければいけないことがあります。それは、ブレーカーを落としておくということです。阪神淡路大震災の火災の原因の一つとして、電気が復旧し、ずれていたコンセントから火花が散ったり、倒れたヒーターの電源が入り、紙などに燃えうつったりしました。これを防ぐためにも、停電が起きたらブレーカーを落としましょう。

 

特にオール電化の場合は、IHクッキングヒーターがあります。震災の時に、ブレーカーが落ちて消えていたものが、電気の復旧と共に大惨事になる可能性があります。

 

まとめ

オール電化の住宅には様々なメリットがありますが、全面的に電気に頼った生活になります。日本は、世界的に見ても停電が少ない国で、もし停電が起きたとしてもすぐに復旧します。ただ、災害時等で万が一停電した場合には数々の問題が発生します。特に停電が長引く可能性のある、大きな震災の場合は、特に困ることになるでしょう。

 

その問題に対しては、カセットコンロや石油系暖房器具等の備品を前もって準備しておくことや、太陽光発電設置等で電気の源を自前で確保することで対処ができます。注意点としては、カセットコンロやガスコンロを使う際は、必ず換気をしながら使ってください。長く使っていない機器を使う場合、ガスが漏れる可能性があるためです。

 

いずれにしても、オール電化の住宅で停電が発生しても、生活を安全に送る対応策は存在します。上記で説明した方法を事前に念頭に置いて準備をしておくことで、停電時の心配も拭えることだと思われます。

 

2017/03/07

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