夜景100選にも選ばれた夜景が自慢「I-linkタウンいちかわ」


千葉県市川市「市川駅」南口に、「I-link(あいりんく)タウンいちかわ」という複合施設があります。

市川市は、江戸川をはさんで東京都の隣、都心から通勤圏内に位置しており、首都圏のベッドタウンとしての性格が強い都市です。

発展の始まりは高度経済成長期、急激な人口増加によって一気に都市化が進みました。

しかし、都市化に伴って防災計画の不完全、道路や公園などの公共施設の脆弱性、住宅過密によって引き起こされる住環境や景観の悪化など、住民からさまざまな不満が続出し始めました。

そこで行政が市川駅の南側に、先進的でありながら安全で安心な暮らしやすい街づくりを進めることになりました。

そうして完成したのが、「I-link(あいりんく)タウンいちかわ」です。

 

無料で都心の夜景まで楽しめる「アイ・リンクタウン展望施設」

I-linkタウンいちかわは、A地区とB地区に別れており、A地区には45階建ての「ザ・タワーズ・ウエスト」、B地区には37階建ての「ザ・タワーズ・イースト」という高層ビルがあります。

「ザ・タワーズ・ウエスト」にはNHK学園、分譲住宅、図書館、「いちかわMALLS」という商業施設が入っています。

「ザ・タワーズ・イースト」には、賃貸住宅、高齢者施設、行政サービスセンター、職業相談室などが入っています。

そして、夜景が見える展望スポットは「ザ・タワーズ・ウエスト」最上階にある「アイ・リンクタウン展望施設」です。

3階から直通のガラス張りシースルーエレベーターに乗って45階まで進むと、地上150メートルから見渡す360度の大パノラマが待っています。

市川市内はもちろん、富士山やスカイツリー、東京タワー、江戸川、東京ディズニーシー、東京ディズニーランドまで一望できます。

夜には夜景が素敵で、「新日本三大夜景・夜景100選」にも登録されています。

交流ラウンジでは、クラシック・コンサートが開催されたり、アイ・リンク情報コーナーでは市川市の観光やお土産物が楽しめたり、カフェスペースも併設されているなど、ビュー以外の楽しみ方もたくさんです。

そして、この展望施設、なんと無料で楽しめます。

アクセスも駅から徒歩3分と大変よく、気軽に楽しめる絶好のビュースポットです。

 

周辺にも魅力的な施設がたくさん

I-linkタウンいちかわは、周辺の施設も充実しています。

「市川市動植物園」は、市営なので入園料が安く、気軽に遊びに行けます。

今「かわいい、見ているだけで癒される」と話題にあがるカワウソやレッサーパンダや、他にもめずらしい動物がいます。

植物園の方にはバラがたくさん咲き、とても華やかなバラを見ながら散策が楽しめます。

少しアクセスが悪いですが、「里美公園」は桜の時期になるとたくさんの人々が訪れる桜の名所です。

園内にあるバラ園も、様々な種類のバラが楽しめます。

バーベキューができる施設もあります。

「千葉県立現代産業科学館」は、ショッピングセンター「ニッケコルトンプラザ」の近くにあり、買い物帰りに産業に応用された科学技術を体験的に学ぶことができます。

毎日行われているサイエンスショーやミニ実験室などが魅力で、子どもを連れて行ったら間違いなく理科好きになってしまうでしょう。

夏限定開催のプラネタリウムも、かなり本格的と好評を得ています。

カップルでも家族連れでも楽しめる周辺施設と合わせて、市川の休日を楽しんでみるのはいかがでしょうか?

 

「I-linkタウンいちかわ」という、この印象的な名前は一般公募の中から選定され 、”I”には、私の”I”(英語)、市川市の”I”、出「会い」の”I”、「愛」するの”I”の4つの意味が込められ、また、”link”には「千葉と東京をlinkする」「自然・歴史・文化とlinkする」「先進・健康・暮らしをlinkする」「市民の安全とlinkする」「多世代がlinkする」など、様々な結びつきを意味しています。

まさに人に優しいこの施設にぴったりな名前ですね。