一度でいいから乗ってみたい!世界の高速エレベーターランキング


elevator

出典 http://twtukuru.com/949/

超高層ビルを建設する際には、必ずといってよいほど設置されることになる高速エレベーター。高速エレベーターに乗るためだけでも、訪れる価値のある場所が世界中にはいくつか存在しますが、今回は、そんな国内外の高速エレベーターについてご紹介したいと思います。

 

日本製エレベーター大活躍!世界高速エレベーターランキング

1.TAIPEI 101 (台湾)

2004年に完成した、台湾・台北にある509メートルもの高さの超高速ビル。

東芝製のエレベーターが設置されていますが、分速1010mで現在のところ世界最速のエレベーターの地位を守っています。

ちなみに、ふつうのマンションに設置されているエレベーターの速度は、分速45~105mほど。世界最速のエレベーターに比べると、約10倍以上も速度の違いがあることに驚かされますね。

2.横浜ランドマークタワー (日本)

1993年に完成した横浜ランドマークタワーですが、こちらの建物内のエレベーターは、三菱電機製のものが設置されています。

高さ296,3mの建物を分速750mの速さで昇降するエレベーターは、一度乗ってみる価値があるでしょう。

地上70階、地下3階からなる横浜ランドマークタワーは、オフィスやホテルのほか、ショッピングモールや展望台を備えた複合施設となっています。

横浜を訪れた際にはぜひ立ち寄って、日本最速のエレベーターの乗り心地を試してみてはいかがでしょうか?

3.東京スカイツリー (日本)

2012年に完成した東京スカイツリーは、新しい東京のシンボルとして多くの人々に親しまれています。

高さ634mの超高層ビルに設置されたエレベーターは、東芝製のエレベーター。分速600mの速度で昇降するエレベーターは、とても滑らかな乗り心地で、ストレスを感じることなく最上階へと到着することができます。

4.ブルジュ・ハリファ (アフラブ首長国連邦ドバイ)

2010年に完成した世界一高い超高層ビルは、なんと206階建てとなっています。しかし実際には、160階から上階は機械室であるため、159階までしか立ち入ることはできません。

高さ828mという、世界一の高さを誇るドバイのシンボルが採用したエレベーターは、アメリカの世界最大と言われているエレベーター会社・OTIS製のもの。

分速600mの速さで昇降するエレベーターに乗れば、現代版「バベルの塔」からの下界の眺めに、うっとりすること必至です。

5.広州タワー (中国)

2009年に完成した広州タワーは、広州塔とも呼ばれている複合施設です。

AゾーンからEゾーンまで、5つのゾーンに分かれており、ホテルや映画館をはじめ、テレビやラジオなどの電波塔としても使用されています。

世界一高い観覧車「Pod Ride」があることでも有名な広州タワーですが、こちらの超高層ビルに設置されているのは、OTIS製のエレベーター。分速600mで高さ600mのビルを昇降しています。

観覧車だけではなく、絶叫マシーン・フリーフォールに乗ることもできるため、肝試しをしたい方はぜひ訪れてみられてはいかがでしょうか?

 

2016年に完成予定ビルの高速エレベーター

2016年は、高速エレベーターの速度新記録が更新される年になると言えるでしょう。

というのも、2016年に完成予定の中国・広州に建設中の超高層ビル「広州周福金金融中心」に設置されるエレベーターは、分速1200mという超高速走行のエレベーター。

日立製作所が納入したエレベーターは、時速72kmの速さを打ち出すというから驚きですね。

日本製ならではの快適な乗り心地と、安全性を実現した日立の世界最速のエレベーター、ぜひとも一度は乗ってみたいエレベーターと言えるのではないでしょうか。

 

いかがでしたか?

今回は、国内外の高速エレベーターについてご紹介しました。

観光目的としてはもちろん、世界でも最高速と言われているエレベーターに乗ってみるなら、旅のいい思い出になると共に、話の種になるのではないでしょうか。