日本で最も高いビル—あべのハルカスの魅力とは


abenohalcus

出典 http://blog.osakanight.com/article/eid475.html

現在日本で最も高いビルと言われれば、2014年に完成した大阪にあるあべのハルカスです。

あべのハルカスは地上60階建ての高さ300mにもおよびい超高層ビルで、建築物としても東京スカイツリー、東京タワーに次いで3番目に高いビルになります。

それまでの大阪の商人とお笑いの街のイメージをがらりと変えたあべのハルカスは、近未来的で建築物としても非常に魅力的なビルで、たくさんの観光客が訪れる名所となっています。

今最も熱い魅力ぎっしりのあべのハルカスについて詳しくご紹介しましょう。

 

あべのハルカスの特徴と魅力

あべのハルカスは大阪市阿倍野区に2014年に完成した超高層ビルです。地下5階、地上60階建ての高さ300mを誇る建物は、日本一高いビルとして認定されており、大阪の新しいシンボルとして君臨しています。

地下では天王寺駅と直結しており駅ビルとしての役割を果たす一方、商業施設や美術館、オフィス、ホテルとしての機能も持っており、地上288mの高さには展望台も兼ね備えています。

あべのハルカスは元々、270m前後の高さのビルが建設される予定でしたが、2007年に航空法が改正されたことで高さ制限がなくなり、大きく計画を変更して300mの高さの超高層ビルになりました。

建物は全面ガラス張りで3つのビルが連立したような造りになっています。それぞれのビルの屋上空間には緑地が設けられており、周辺の公園などと緑のネットワークを形成し、建物内部の吹き抜けで風の通り道を作った環境面にも考慮した近代的でありながら自然を身近に感じられます。

 

あべのハルカスから見える夜景とは?

あべのハルカスには58階にあるハルカス300屋外広場「天空庭園」、59階ハルカス300ショップ「SHOP HARUKAS 300」、60階ハルカス300屋内回廊「天上回廊」の3層構造の展望台が設けられています。

この展望台からは京都や六甲山、明石海峡大橋、淡路島などを見ることができ、関西国際空港も一望することが可能です。

3層構造になっている展望台のおかげで、3つの全く違った夜景を楽しむことができるのがこのあべのハルカスの魅力です。58階の天空庭園は吹き抜け構造で地上278mの風を感じることができ、天空の街の木々の間から大阪の街の明かりを眺められる何とも不思議な感覚を味わえます。

60階の天上回廊は東西南北360度前面にガラスが設けられているので、大阪だけでなく京都や明石海峡の光などが宙に浮いているようにみえ、まるで空中を散歩しているような気分を味わうことができます。

さらにあべのハルカスはビルということもあり、屋上にはヘリポートが設けられています。そしてこのヘリポートは見学することができ、地上300mの屋外から何にも遮られることのない光の絨毯のような夜景を肌身で感じることができる、まさにここでしか楽しめない夜景を見ることができます。

 

あべのハルカス内の施設

あべのハルカスは商業施設やオフィス、ホテル、美術館などが入る複合施設です。

地下では天王寺駅と直結しており、地下から12階まで近鉄百貨店のレストランや衣料品店、雑貨店などが店舗を構えています。

16階にはあべのハルカス美術館もあり、さらにその上にはオフィスビルがいくつも入りオフィスで働く人たちの子供を預かる保育園まで入っています。

また大阪マリオットホテルやホテル系列のレストランやクラブラウンジなども入っている施設となっていてオフィスマンから観光客、一般の買い物客まで幅広い人が利用できます。

あべのハルカス内でおすすめの施設と言えばもちろん展望台ですが、特別に人数限定で上がれるヘリポートの見学は一見の価値があります。また夜間限定で天空庭園と天上回廊で行われている光と音のショーも見ごたえ十分です。

 

あべのハルカスの周辺観光情報

あべのハルカスがある地区は大阪の中でも屈指のショッピング街です。路面電車や電車などが走っていてアクセスもしやすく、大阪の中心地と言っても過言ではない場所です。

周辺には大きな緑地を兼ね備えた大阪市立美術館や天王寺動物園、あべのキューズモール、イトーヨーカドー、四天王寺などさまざまな施設があり、また学校なども多いためたくさんの観光客と地元の人を見かけることができます。

また大阪の代表と言われる通天閣や映画のモデルにもなったといわれるスパワールドなどもあり、朝から夜遅くまで楽しむことができます。