今、大注目の名古屋—新しくなった大名古屋ビルヂング


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出典 三菱地所

大名古屋ビルヂングは愛知県の名古屋市にあるオフィスや商業施設が入った複合施設です。

今年の3月にリニューアルオープンしたものが今ある大名古屋ビルヂングでしたが、もともとは1965年に建てられた地上12階、地下4階、総敷地面積6782.73㎡の名古屋駅の正面にそびえ立つ大きなビルでした。

それが2012年に建て替えが決まり、今年いよいよリニューアルオープンし今までの名古屋駅前の雰囲気をがらりと変えてしまった新しい大名古屋ビルヂング。今回はその魅力について迫っていきたいと思います。

 

大名古屋ビルヂングの特徴と魅力

今年リニューアルしたばかりの大名古屋ビルヂングは地上34階、高さ180mの超高層ビルです。

以前の大名古屋ビルヂングと比べて階数にして22階も高くなったビルはそれまでの商業施設とオフィスが一体となったもので、総敷地面積が9155.56㎡と格段に大きくなっていることがわかるものです。

およそ2年半という短期間で建物が完成し、オフィス棟は去年の11月から既に使用されていましたが、2016年3月に内部の商業施設もすべて工事が終わり、全面開業となりました。

それまでの大名古屋ビルヂングは渦巻き型のモニュメントとともに名古屋駅前のシンボルとして親しまれてきたものしたが、新しくなった大名古屋ビルヂングは全面ガラス張りの建物でまるで2つのビルが積み上げられたようになっているのが特徴的な建物です。

 

大名古屋ビルヂングから見える夜景とは?

大名古屋ビルヂングはオフィスビルと商業施設としての役割、そしてライフスタイルとサービス店舗としての機能がメインなため、特別な展望台などは設けられていません。

それでも大名古屋ビルヂングの5階にはスカイガーデンがあり無料で誰でも訪れることができるスペースになっています。

スカイガーデンからの夜景は目の前にある名古屋駅周辺のビルを見上げる景色が広がっていて、一般的な展望台からの景色とは違った都会ならではの光の輝きを眺めることができます。

また目下にも名古屋駅周辺の車の光が流れるように広がっているので、ビル群の光だけでなく流れる光の川のようなものまで見ることができ、不思議な感じを味わうことができます。

 

大名古屋ビルヂング内の施設

大名古屋ビルヂング内には商業施設、クリニック、オフィスなどさまざまな施設が入居しています。

商業施設では名古屋発進出となるファッションブランドやコスメブランド、インテリア雑貨店などや和洋中エスニックなどのさまざまな飲食店、またライフスタイルとサービス店舗として都市銀行をはじめとしたさまざまな銀行や証券会社、また最新設備の整った医療診断検診クリニックや内科、耳鼻咽喉科、眼科などのさまざまなクリニックも充実しています。

さらにはハウジングデザインやショールーム、語学学校や予備校、資格スクールなども入り、今までの販売を目的とした商業施設だけでなく、ライフスタイルやサービスを提案できる新たなる試みが行われています。

 

大名古屋ビルヂングの周辺観光情報

大名古屋ビルヂングは名古屋駅の真ん前にあり、名古屋の中心部に位置しています。JRや新幹線、地下鉄などさまざまな路線が入り乱れる名古屋駅周辺は現在最も開発が進んでいる地区で、さまざまな新しいビルができている場所です。

近くには大名古屋ビルヂングや名古屋の街を展望できる屋外型展望施設スカイプロムナードがあり、また明治43年に始まったといわれる国内最大級の民営市場、柳橋中央市場もあります。

またさまざまな自動車や繊維機械などを展示しているトヨタテクノミュージアム産業技術記念館、でんきの科学館、名古屋市科学館、名古屋市美術館などショッピングや展望を楽しむ以外の施設も充実しています。