ゆっくりと夜景を堪能!東京都浜松町のシンボル!世界貿易センタービル


20130120-DSM_1925-3-1024x576出典 http://www.ahirunum.net/

東京の浜松町にある世界貿易センタービルは1970年に東京で2番目に竣工した超高層ビルとして開業しました。

 

その当時としては画期的な建物で、まだ日本に高層ビルが多くなかった時代に超高層ビルとして誕生した世界貿易センタービルは高さ152m、地下3階建て地上40階まである建物です。

 

その後経済の中心として日本を支えてきた浜松町のシンボルとなり、各地で超高層ビルが建った現在でもしっかりとその機能を果たしています。

 

世界貿易センタービルの特徴

世界貿易センタービルはさまざまなオフィスが入るビルですが、その2階と地下1階には浜松駅へと続くコンコースがあり、また東京モノレールやバスターミナルなども併設したビルです。

さまざまな人がビジネス目的で使用するということもあり、数多くの会議室や展示場、オフィスなどが設けられ、さらにレストラン街や結婚式場、展望台までも兼ね備えています。

 

褐色の重厚感あふれるビルですが、最近ではこういったデザインのビルは少なく、時代を感じ支える一方、気品と威厳を放っている外観が一際目立ちます。

内部は時代に合わせて都度リニューアルが行われているのでモダンな作りとなっており、清潔感の漂う都会的な感じが広がるデザインです。

 

現在、浜松町周辺では都市計画が持ち上がっており、世界貿易センタービルも2019年に解体が着手されることが決まっていますが、また新たなるビルができるということもあり、経済の担い手としての注目度も非常に高まっています。

 

世界貿易センタービルから見える夜景とは?

バスターミナル、モノレール、電車の浜松駅と直結している世界貿易センタービルには展望台が設けられており、高さ150mからの景色を360度楽しむことができます。

 

東京には数多くの展望スペースがありますが、東京タワーを間近に見られて、さらにお台場や湾岸エリアの景色までも楽しめる展望スペースはほかにはなかなかありません。
東京スカイツリーまでもしっかり見ることができ、毎年夜景100選にも選ばれるほど人気の夜景スポットとなっています。

 

展望スペースは落ち着いた空間となっていて、一周200mの展望台すべての方角にペアシート、ソファーが設けられゆっくりと夜景を楽しむことができるのも人気の秘訣です。

浜松町がオフィス街ということもあり、ほかの夜景スポットと違ってじっくり夜景を楽しみながら、電車の動きまでも観察できるので自分だけの時間に浸りたい人に特におすすめです。

 

世界貿易センタービル内の施設

世界貿易センタービル内にはさまざまな施設が設けられており、一般の人からビジネスマンまで広く活用できるようになっています。

ビル内には併設するバスや駅などのターミナルとしての役割だけでなく、数多くの飲食店やショップ、ブライダルサロン、WTCコンファレンスセンター、メディカルセンター、結婚式場、レストラン、展望台、オフィスなどが入っています。

 

開業当時はオフィスや会議スペースとしての役割が多かったものの、時代とともに少しずつ変化するようになり、現在では好立地で人が集まりやすいオフィス街として栄える浜松町を支えるべく、多岐にわたる商業施設を展開しながら活躍しているビルです。

 

世界貿易センタービル周辺のおすすめデートコース

世界貿易センタービル周辺にはさまざまな観光スポットがあり、ほかの東京の街とはまた違った東京デートを過ごすことができます。

中でもおすすめなデートコースとしては、芝公園周辺を散策し、増上寺や東京タワーを楽しんだ後、劇団四季の演目を観劇、そして世界貿易センタービルで夜景を楽しむといったコースです。

 

またモノレールをつかって、羽田空港まで足を延ばし飛行機の離着陸を楽しみながらショッピングを行うのもこの立地ならではのおすすめデートコースです。

 

浜松町という立地だからこそ楽しめる世界貿易センタービル

世界貿易センタービルは日本の経済をけん引してきたビルですが、時代に合わせながら柔軟に東京とともに発展してきたビルでもあります。

その独特の景色や風景は東京のほかの街にはないものがあり、そして重要な役割を果たしているものです。

 

現在再開発が行われている浜松町周辺で世界貿易センタービル自身もその再開発の時を待っている状態ですが、今のこのビルと街並み、そして世界貿易センタービルからの景色を眺められるのもあと残りわずかです。

 

今後ますます目が離せなくなる浜松町周辺で、今の世界貿易センタービルをしっかりと記憶に焼き付けてみてください。