2016年完成予定、近未来的な大胆なデザイン、インドタワー


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出典:http://blog.livedoor.jp/jaded5050/archives/2012-05-30.html

インドタワーはインドのムンバイに現在建設が進められている超高層タワーで、126階建て725mのビルとなる予定の建物です。

パークハイアットタワーやダイナミックスバルワスタワーとも呼ばれるこのインドタワーは今年完成予定とされており、急ピッチでの仕上げ工事が行われています。インドの新しい観光名地となるインドタワーの魅力について今回は詳しくご紹介しましょう。

 

現在建設中のインドタワーの基本情報

インドタワーは当初パークハイアットタワーという名前で計画されたプロジェクトで2008年にそのタワーの予定が建てられたものです。

提案当時は85階建ての301.1mの高さでの計画でしたが、このプロジェクトはその後一度消えてしまい新たな計画として126階建て725mの高さで復活しました。インドタワーができるこの地区は歴史的にも有名な史跡などがある地区でビルの建設計画を隔てる大きな障害がいくつかありましたが、2010年の1月にこの地区での建設許可が下り現在建設を行っています。

この超高層ビルにはオフィス、ホテル、マンションなどが入る複合施設としての完成予定で、完成するとその高さは世界第2位になるといわれています。インドの最大都市であるムンバイのビーチ沿いに建設されているこの超高層ビルができる地区はインドでも急成長を遂げている経済発展の中心部です。

今年完成予定にもかかわらず、周辺では工期の遅延が推測されているほどでインドらしいところもあります。そのためかインドタワーの詳細に関してはまだほとんど出回っておらず、謎のベールに包まれているのが実際のところです。

 

インドタワーの魅力と特徴

現在建設ラッシュで他のインド国内の都市と大きく様子が違うのがムンバイです。そのムンバイの象徴的なビルになること間違いなしなのがこのインドタワー。インドタワーの最大の特徴といえば近未来的なデザインです。

四角柱のようなその空に突き刺すようなデザインは、ガラス張りにした面を三角にいくつも面をとり、つなぎ合わせたようにまっすぐに空に伸びるデザインです。その大胆かつ斬新なデザインはまるでスターウォーズの映画にでも出てきそうな美しさがあります。4層構造の建物は地上部より4か所、吹き抜けの部分が作られており、大きなビルの重圧感や重厚感が軽減されているようになっています。

 

インドタワー内の施設と周辺観光

インドタワー内にはオフィス、ホテル、マンションなどの施設が入るようになっており基本的には外部からの出入りができないようになっています。しかしそれもまだ計画でしかなく、詳しいところに関してはできてからといった感じになるようです。

インドタワーが建設されているマリーンラインズは南ムンバイに位置する歴史的な街です。

建設が進められているインドタワーの周辺には大きな鉄道駅であるマリーンラインズ駅がありこの辺りは非常に発達した都市となっています。

インドタワーが建設されているすぐ近くにはインドで最も歴史が長い水族館のタラポワアーラ水族館があります。この水族館は1951年に開業し2015年に総工費2000万ルピーをかけてリニューアルした人気水族館です。さらに周辺にはマニ・バワン・ガンディー博物館、世界遺産の駅と言われるほど美しいチャトラパティシヴァージターミナス駅、またさまざまなヒンドゥー教の寺院、そして少し行くとインド門やインドでおなじみの有名なタージマハールホテルなどもあります。

この地域一帯は歴史的建造物が多いだけでなく経済発展都市として各時代時代に栄えてきた背景があり、非常に見どころが多いのが特徴です。

 

目覚ましい経済発展の象徴インドタワー

今年完成予定のインドタワーですが、まだまだその建設は行われている最中です。現地でもほとんどその情報は公開されておらず、すべては謎に包まれたままです。それでも完成前からこれだけ話題に上っており、世界中が注目しているインドタワー。

ビルのデザイン性も高く今後もますますインドタワーから目が離せなくなります。経済発展の著しいインドをまさに代表するビルになること間違いなしです。