見落としがち!電化製品まわりを清潔に保つ掃除方法


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みなさんこんにちは、ビルクリーニングのプロ水無瀬です。

私たちの生活を便利快適効率的にしてくれているのはテレビ、冷蔵庫、レンジなどの電化製品です。

大量の新しい情報を毎日見聞きすることができ、温かいもの冷たいものをいつでも食べることが出来るのは電化製品のおかげですよね。ですが、こういう電化製品は意外に掃除をされていないことが多いんです。

今回はどうして電化製品に汚れがつくのか、そしてその汚れはどうやって落としたらいいのかを解説したいと思います。

 

水平な場所にはホコリが溜まります

電化製品は直線、水平な部分で構成されています。これは直線、水平であれば空間を無駄なく利用することができるからですね。

冷蔵庫の上が丸かったら、上にレンジとか置けませんし。ところでこの水平な場所ですが、時間をかけて毎日ホコリが溜まっていきます。人間が歩くと床に落ちていたホコリは舞い上がり、5時間くらいかけて落下してくるのですが、この時に水平な場所に落下するとホコリはそこに留まります。

ということは冷蔵庫の上やレンジの上など電化製品の上部には間違いなくホコリが溜まっていきます。これらのホコリは目に止まりにくいのですが、放置しておくと大変な量になってしまいます。

ハタキで床に落として掃除機で取り除く、脚立に上がって乾いたタオルで取り除くなどお掃除をしましょう。このホコリ、乾いた汚れを取り除くことでお部屋の空気環境を改善することができますよ。

 

手が触れる場所には手垢がつきます

人間はサルから進化した動物です。サルなので木登りが得意なのですが、サルの仲間は木登りをした時に手が滑らないように手から油が出る構造になっております。

人間にもこの構造は残っておりまして、手で触れた場所には手垢が付着します。冷蔵庫の取っ手とか黒く汚れていないでしょうか?

それは手垢汚れです。油汚れですので薄めた中性洗剤などで洗剤拭きをした後、すすぎ拭きをすれば簡単に取り除くことができます。汚れていない家具というのは気持ちがいいものですので、ぜひやってみましょう。

 

隙間にはゴミ、水があるところには水汚れが留まります

冷蔵庫やレンジは脚があるので床との間に隙間があります。この間にホコリが溜まっていくのですが、その他にもゴミとか野菜くずとか食べカスなどがたくさん入っていきます。

一度入ると自分では動かないので、そこがゴミだらけになります。ですので、大掃除の時で構いませんので棒の先にタオルを撒くなどして隙間に入れてみてゴミを掻き出しましょう。たくさん出てきて驚くことになるかもしれません。また水があるところは水が跳ねます。

その水が汚れていた場合は色んなところに付着して丸い輪のような水汚れが出来てしまいます。

こちらは洗剤拭き、すすぎ拭きで取り除きましょう。コーヒーメーカーの周辺など茶色い輪っかがたくさん出来ているかもしれませんよ。

電化製品は生活を便利に楽しくしてくれるものですが、一度設置するとほとんど動かすことがないので色んな汚れが溜まっていきます。これをこまめに取り除くことで火事や漏電などの事故を防ぐ他、お部屋の環境改善を行うこともできます。

 

いかがでしたか?

●冷蔵庫の上などはホコリが溜まっています。掃除機の前にハタキを持ってチェックしましょう。

●手で触れた場所は黒く汚れていきます。こびりつく前にお掃除しましょう。

●隙間も逃さずお掃除しましょう。壁などに着いた水汚れも忘れずに。

 

早く、楽に、綺麗に。

これがお掃除を楽しくする秘訣です。脚立に登ってあらゆる場所を濡れ雑巾で一生懸命に拭くのも一つの方法ですが、汚れやすい場所、溜まりやすい汚れを理解してそこを重点的にチェックして手早く掃除してしまうのもお掃除です。

綺麗であれば軽く空拭きしてホコリだけ取ってしまえばいいわけで、汚れやすい場所を確認しておく、いつも綺麗にしておくのはお掃除を早く、楽に、綺麗にするための大切なポイントです。

ぜひぜひみなさんもチャレンジしてみてください。