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電気代の計算方法を再チェック、ライフスタイルに合わせた最適プランを!

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月々の電気代を節約したいけど、どこから手を付けていいか分からない…そのような悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。

 

もちろん、電化製品の無駄な使用を控えたり、冷房暖房の温度を適切に調整したりするなど、日常のこまめな心がけも大切です。しかしその前に、まずは電気代の仕組みを知り、そして、ご家庭においてコントロールできる電気代の種類を把握することが電気代節約の近道になります。

 

そこで、この記事では電気代の仕組みを整理し、電気料金プランの最適な選択の助けとなるよう解説していきたいと思います。そして、最後に電気代のかかる電化製品の紹介も合わせてしています。これから、電気代の見直しをしようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

電気代の計算に使われる用語

この記事では電気代の具体的な計算方法を解説しますが、それに先立って、説明をスムーズに理解していただくために、電気に関する用語の意味を整理しておきます。各用語の意味をご存じの方はこの項目を飛ばして読んで頂いても結構です。

 

アンペア(A)

電気が流れる【量】を表す単位です。一般に「電流」を意味します。

 

ボルト(V)

電気を押し出す【力】を表す単位です。一般に「電圧」を意味します。日本の一般家庭で使用される電圧は100Vが基本です。

 

ワット(W)

【使用する電気エネルギー】を表す単位です。一般に「消費電力」を意味します。式で表すと、「W(ワット)=V(ボルト)×A(アンペア)」になります。

 

キロワット時(kWh)

1時間あたりの消費電力量を表す単位です。式で表すと、「kWh(キロワット時)=消費電力(kW)×時間(h)」になります。

 

 

電気代の計算方法は、3つの要素が元になる

毎月の電気代は、以下のように大きく分けて3つの料金から成り立っています。(本来はより詳細な計算方法になりますが、分かりやすさを優先するため計算式のエッセンスの部分だけを記載します)

 

毎月の電気代 = 「基本料金」+「電力量料金」+「付加金」

 

基本料金とは、月々の電気代のベースになる料金で、各ご家庭の都合に合わせて料金設定を変更することが出来ます。

 

電力量料金とは、電気を使えば使うほど料金が加算されるもので、1kWhあたりの電力量単価に使用量を掛けた料金になります。こちらも各ご家庭のライフスタイルに合わせて変更することが出来ます。

 

付加金とは、電力会社が電気を生み出し提供するための様々なコスト等が反映されているもので、電気を使用する消費者にとってコントロールできない部分になります。

 

以上のように、電気代は3つの要素で分けられ、基本料金と電力量料金については、ご家庭のライフスタイルに合わせて安いものに選択し直すことができます。

 

それでは、基本料金と電力量単価について、どのように安く選択するかを以下に説明致します。

 

 

基本料金を安いものに切り替える

基本料金の部分は契約アンペアによって料金が異なる方式と、アンペアに関わらず最低料金が設定されており一定使用量が超えたら加算される方式があります。どちらの方式によるかは電力会社によって異なります。

 

東京電力の場合は契約アンペアの方式が採用されています。契約アンペアとは、「同時にどれだけの電化製品を使用するか」を表します。たとえば、一般家庭を想定すると、以下のような計算方法で契約アンペアが決まります。

 

契約アンペア「50A」 ≒ エアコン(6.6A)+冷蔵庫(2A)+照明器具合計(2A)+電子レンジ(15A)+炊飯器(13A)+大型テレビ(4.9A)

(出典:東京電力公式サイト)

 

この例では50Aに対応した基本料金が設定されていますが、より安くしたい場合は30Aや20A、最も低いもので10Aの基本料金が設定されます。

 

ご家庭で使用されている電化製品のアンペアを確認することで、上記の計算方法にならって基本料金を知ることが出来ます。そして、無駄な電化製品を使わないようにし、アンペアを再確認することで、より安い基本料金を図ることが出来ます。

 

 

ライフスタイルに合わせて安い電力量単価を実現

多くの人が知らないうちに標準的な「従量電灯」と呼ばれる契約プランを選択されていると思います。そして、この従量電灯プランとは、一日のうちどの時間帯で使用しても全く同じ電力量単価であり、なお且つ、一ヶ月間の間で使えば使うほど徐々に単価アップされていくものです。そのため、電気をよく使う家庭にとっては、他のプランと比べて電気代が比較的高くなりやすいこともあるわけです。

 

それでは、その他にどのようなプランがあるのでしょうか?

 

電力会社にもよりますが、たとえば東京電力の場合は以下のプランが存在します。(出典:東京電力の公式サイト)

・朝得プラン

・夜得プラン

・半日お得プラン

・土日お得プラン

 

http://www.tepco.co.jp/index-j.html

 

上記の各プランの詳細については東京電力の公式ウェブサイトをご確認頂ければと思いますが、たとえば「朝得プラン」の場合は深夜1時から朝9時までの電力量単価が安く設定されています。そのため、朝得プランは、早起きされるご家庭にとって最適のプランとなっています。「夜得プラン」では夜9時から朝5時までの料金が安く設定されています。オール電化の方が、深夜にお湯を沸かしたり、IHクッキングヒーターで深夜に料理をするという方に適しているプランです。

 

このように、家族の方々がもっとも活動する時間帯や曜日に合わせて、より安い料金プランの契約をすることが可能になっています。まずは、自分のライフスタイルを見直し、料金プランに合った生活ができているか見直してみてください。もし、料金プランが自分の生活に適していない場合は、料金プランの見直しが必要でしょう。

 

上記に挙げたライフスタイルに合わせた料金プランの他に、オール電化住宅に住まれている方や電気温水器を設置している方など、住環境に合わせて電気代を安くできる料金プランもあります。

 

さらに、「ピークシフトプラン」のように、夏季7月から9月の間は3つの時間帯に分け、電力が最も使用される時間帯は単価が高額に設定され、その他の時間帯は割安に設定されるプランもあります。

 

オール電化の場合は専用プランを選ぼう

月々の電気代の計算方法がわかったところで、ライフプランに合わせた電気プランについて把握しましょう。特に、オール電化の場合は、お湯を沸かしたり床暖を使ったりと電気を使うことが多いため、電気のプランや選び方が重要です。

 

オール電化に多いプラン

オール電化は、朝晩、昼間、夜間の3つで電気代が違うプランが主流です。電気料金の設定は、それぞれ電気が使用される順番に電気代が高く設定されています。そのため、昼間、夜間、朝晩の順番で電気代は安くなっていきます。

 

昼間と夜間の電気代の差は、2倍以上あり、どの時間帯に電気を使った方がお得か一目瞭然です。特に、電気を使う温水器やエコキュートについては、深夜に使うことが一般的です。ただ、上記でライフスタイルに合わせた料金プランの重要性についてお伝えしたように、この価格設定とライフスタイルがあっていない家庭が多くあります。

 

例えば、本来なら夜にお風呂に入り、深夜の電気代が安い時間帯にお湯を沸かし、ためておく必要がありますが、朝にお風呂に入る習慣がある人は、このサイクルに適していません。朝にお風呂に入り、そのままお湯を沸かしてしまうと、昼間の一番高い電気代でお湯を沸かすこととなります。

 

このように、オール電化の場合は、ライフスタイルに合わせた料金プランを選ぶことがとても大切となります。

 

電気代の高い原因を把握する

正しいプランを選ぶことができたら、基本料金が決まります。電気代を決める残りの要素となるのが、電力量料金です。これは、使った電力量に電力量単価と時間をかけて求められます。

 

電力量料金=電力量単価×kW数×使用時間

 

ここでは、それぞれの電化製品の電気代を計算し紹介します。使用する単価は、昼間の平均単価26円を使用します。

 

ドライヤー

消費電力が高いものほど、電気代がかかります。家庭の中で、一番電力がかかっているのがドライヤーです。1,300Wのドライヤーを5分使った場合の費用を算出しました。

 

26円×1.3kW×5分÷60=2.8円

 

5分あたり、2.8円という結果になりました。月でいうと、84円です。ワット数は大きくても、使用時間が短いため月で見ると電気代はあまりかかってないようです。ドライヤーを見直しても、大きな効果は見込めそうにありません。他の電化製品を見ていきましょう。

 

洗濯機

洗濯機は、ドライヤーよりも長く使用します。今回は、45分間使用した場合の費用を算出しました。

 

26円×0.17kW×45分÷60=3.3円

 

ドライヤーと同じくらいの費用が、かかっていることがわかりました。また、毎日使うものなので、月でいえば99円かかっています。最近では消費電力が低い洗濯機も出てきていますので、価格とワット数を見て長期的にメリットがあるものを選ぶ方がいいかもしれません。

 

冷蔵庫

季節に関わらず24時間使い続ける冷蔵庫。冷蔵庫の電気代は、測定が難しいため、特別な測定方法を取ります。そうは言っても、難しいことはなく冷蔵庫に書かれている「年間消費電力」に単価をかけるだけで、年間の電気代を求められます。一般家庭で使われている6ドアの冷蔵庫を例に計算してみました。

 

26円×350kwh=9,100円/年(758円/月)

 

冷蔵庫は常に使っているため、他の電化製品よりも電気代が高くなります。ただ、冷蔵庫は深夜も使うため、深夜帯の電気料金が適応されもう少し安くなります。ちなみに、昔の大型の冷蔵庫を使っている場合は、新しい冷蔵庫に変えることをおすすめします。昔の冷蔵庫はワット数も高く、電気代がかかる原因です。

 

電気温水器・エコキュート

電気温水器やエコキュートは、約4,000ワットかかります。もちろん大きさにもよりますが、昼間の電気代で使い続けるとものすごい費用がかかります。

 

26円×4kW×60分÷60=104円

 

深夜帯の安い電気代でエコキュートを使わないと、思っていたよりも電気代が上がりそうです。エコキュートを使う際は、電気プランの中でも、一番電気代が安い深夜帯に使うのがいいでしょう。

 

まとめ

以上のように、電気代の計算方法のうち、消費者でコントロールできるのは「基本料金」と「電力量料金」になります。

 

基本料金と電力量料金は、ご家族のライフスタイルに合わせて最適なプランを選択するようにしましょう。深夜帯が安い料金プランを選択しても、深夜に電気を使わないと損をしていることになります。電気代を抑える場合は、プランを選択し直すことで、今以上に電気代を節約することが可能になるでしょう。

 

また、自分に適した電気プランを選択してから、電気代がかかっている電化製品を見つけましょう。

2017/03/15

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