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太陽光ローンの借り換えがお得!おススメ金融機関ランキング

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近年、太陽光発電システムが、産業でも一般家庭でもますます注目を集めるようになりました。

国が定めた「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」により余剰電力を売却することができるため、売電収入と節電効果でトータルの電気代を安くすることが期待できますし、また災害発生時でも自前で電力が確保できるからです。

 

そこで、太陽光発電を導入しようと検討される方が多いと思われますが、悩ましいのは太陽光発電を設置する際の導入費用。国や自治体の補助金を利用できたとしても、導入時には100万円以上のまとまった初期費用が必要となる場合が多いでしょう。

 

そこで、太陽光発電に関心があるものの予算に心配がある方のために、各種金融機関で用意されているのが太陽光ローンです。最近では低金利の太陽光ローンも揃ってきましたので、太陽光発電導入の際は、より低い金利の太陽光ローンを検討することをおススメします。

 

太陽光ローンとはどのようなものか

太陽光ローンとは、太陽光発電を導入することを前提に融資される低金利のローンであり、各種金融機関から提供されています。太陽光ローンを扱う金融機関にはいくつかのタイプがあり、都市銀行、地方銀行、信用金庫、JAバンク、信販など様々です。

 

太陽光ローンは電力の売却分が担保できることから、一般に住宅ローンやリフォームローン等と比較して金利が安く、基本的に無担保であり、そして審査が緩いことが特徴です。

 

金利の高さを確認すると、銀行系が提供する太陽光ローンは2%前後のものが多く、信販系のものはそれよりも高めに設定されているところが多く見られます。また、銀行系の中でも都市銀行よりは地方銀行、信用金庫、JAバンクの方に低い傾向があります。もちろん、条件次第で実際の金利は若干異なる場合がありますが、総じて地域密着型の金融機関に金利面でのメリットがありそうです。

 

ローンの借り換えで月々の出費額を抑える

すでに太陽光ローンを利用されている場合、より金利の安いローンへ借り換えをすることで、従来よりも毎月の支払額が安くなることも期待できます。たとえば、静岡銀行が提供する「しずぎんソーラーローン」について公式ウェブサイトで確認すると、他社ローンからの借り替えにも対応できる旨の記載があり、ローンの借り換えが可能となっています。ただし、借り換える場合の条件は金融機関毎によって異なる場合があるため、詳細は各金融機関へお問い合わせ頂くことが必要です。それでも、少しでも安く出費を抑えたい場合は検討して見る価値はあるでしょう。

 

初めて太陽光ローンを利用する場合でも借り換えを検討する場合でも、「金利の安さ」というのは大切な観点になります。そこで、以下では太陽光ローンを提供する主な金融機関から、金利の安さという基準でランキングの形に整理しました。

 

低金利のおススメ金融機関トップ10

太陽光ローンを扱う主な金融機関のうち金利が安いものをピックアップし、比較しやすい形でランキングにしました。太陽光ローンを検討する際に、参考としてご活用ください。

 

ローンで使われる言葉の紹介

太陽光ローンを検討する上で、お金に関する言葉が多く出てきます。それぞれの意味を理解していないと、思っていたよりも高く払いすぎてしまうことも・・・。まずは、言葉の意味を理解し、正しいローン選びをしましょう。

 

1.金利
金融機関からお金を借りるときに、金利というものが発生します。これは、キャッシングや、カードローンなどでも同じように発生します。基本的に「金利1.5%」と「%」で表されます。また、よく間違えやすいのがこれは年利であるということです。たまに、月々1.5%かかると勘違いすることがありますが、金利の考え方はこのようになります。

 

100万円(元金)×20%(金利)=20万円(利息)

 

この場合、20万円を年間で支払うということとなります。

 

2.保証料
お金を借りたり、家を買ったりするときに、連帯保証人を求められたことがあるのではないでしょう。連帯保証人とは、もし将来自分に支払い能力がなくなりローンの支払いができなくなったときに、代わりにその借金を支払ってくれる人のことです。

 

しかし近年、保証会社にお金を支払い、いわば連帯保証人の代わりをつとめてもらうことが増えてきました。その保証会社に支払うお金を「保証金」と言います。これは、お金を貸す側と借りる側双方にとってメリットがあります。まず、お金を貸す側からすれば、連帯保証人を決めたとしても連帯保証人も支払い能力がなくなってしまえば、お金の回収ができなくなります。お金を借りる側からしても、連帯保証人をお願いする人がいない場合でも、保証会社にお金を払うことでローンの申請ができるようになります。このように、双方にとってメリットがあり、太陽光ローンにもこの制度が適応されています。

 

3.金利タイプ
金利には大きく分けて、固定と変動の2つの種類があります。固定は、返済まで金利が固定され、変動の場合は1年、3年など契約内容にしたがってその時そのときで金利を見直す方法です。どちらがいいのかは一概に言うことはできませんが、変動金利は様々な要因によって変動をします。契約する時点では、今まで一番安い金利だったとしても、5年後には今まで一番高い金利になっていることもあります。金利のリスクを持つのは、あくまで借り手側ということです。

 

一方、固定金利の場合は変動金利とは逆の考え方で、金利の変動リスクを持つのは貸し手側です。貸し手側からすれば、今後金利が下がっていくと見ているのであれば、固定金利をおすすめしてきます。逆に、今後金利があがっていくことが考えられるなら、変動金利をおすすめしてきます。

 

金利は毎年変わりますが、上がるか下がるかは誰にもわかりません。固定金利は、払いきるまでのプランが立てやすいので、現在の金利に無理がない場合は固定金利のほうがいいでしょう。ただ、固定金利は貸して側にリスクがあるため、変動金利よりも高めに設定されていることもあります。契約時は、固定金利のほうが高いため損をしているように感じてしまいますが、その後はどうなるかわかりません。

 

順位

金融機関

ローン名

金利

タイプ

金利

保証料

最大

借入金額

最長

期間

1

JAバンク鹿児島 JAソーラーローン

固定

1.600% 別途0.3~0.6% 500万円

15年

2

さがみ信用金庫 リフォームローン~エコ割~

変動

2.1% 左金利に含む 1000万円

15年

3

広島信用金庫 ひろしんソーラーローン

変動

1.975% 左記金利に含む 1000万円

15年

4

かながわ信用金庫 MFソーラーローン「太陽の恵み」

変動

1.975% 窓口で確認 500万円

10年

5

徳島銀行 とくぎんソーラーローン

変動

2.050% 左記金利に含む 1000万円

15年

6

静岡銀行 しずぎんソーラーローン(ネット申し込み限定)

変動

2.200% 左記金利に含む 1000万円

15年

7

西京銀行 太陽光発電専用グリーンローン

変動

2.300% 左記金利に含む 1000万円

15年

8

横浜銀行 横浜銀行ソーラーローン

変動

2.350% 左記金利に含む 500万円

10年

9

西日本シティ銀行 NCB太陽光発電ローン

変動

2.400% 別途0.9% 1000万円

15年

10

三菱東京UFJ銀行 リフォームローン(エコ・バリアフリー優遇)

変動

2.490% 左記金利に含む 1000万円

15年

なお、変動金利2.350%水準の太陽光ローンは、横浜銀行の他に神奈川銀行や埼玉りそな銀行でも提供されています。

 

上記で紹介したように、多くの会社が太陽光ローンを提供しておりサービスの内容は会社によって異なります。JAバンク鹿児島で言えば、金利が1.5%と紹介した中では一番安く設定されていますが、最大借入金額は500万円と最低です。金利は固定となっているので、最長15年間同じ金利で借入できるため予算は立てやすいでしょう。さがみ信用金庫でいえば、最大借入金額は1,000万円ですが金利が1.575%となっており、JAバンク鹿児島よりも高く設定されています。しかも、金利が変動しますので予算を立てにくいというデメリットはあります。

 

手元資金がない方はローン一択

全ての人が必ずしも、太陽光ローンを活用するわけではなりません。手元に資金があり、現金で払うことができるのであれば現金で払う人もいます。その方が、金利や保証金などを払う必要がなく確実に金額的なメリットがあります。また、ローンの返済が毎月必要だと言う心理的なプレッシャーもないため、現金が手元にある人はローンを組む必要はないでしょう。つまり、ローンを組む人は、手元に現金がない人ということになります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?低金利の太陽光ローンは地方の金融機関が多く、まさに地元密着に則していると言えます。

 

上記の各金融機関の金利は基本的な基準であり、住宅リフォームと合わせることや、家の残債ローンとともに借り換えるなど、いくつかの条件を満たすことでより低い金利が実現するケースもあるようです。ただ、安い金利の太陽光ローンは契約の壁が高く、金融機関によって審査内容が異なります。また、無理をしてローンを組んでしまうと、将来的に生活が苦しくなります。ローンはあくまでも借金なので、自分の身の丈にあった金額を借りるようにしましょう。正しい判断をするためには、まず言葉の意味を理解し会社ごとのローンをしっかりと確認する必要があります。それぞれのホームページでシミュレーションができることもあるので、固定金利の場合の費用を算出してみると現実的に考えられます。

 

なお、この記事に掲載した情報は2017年2月時点のものです。最新の情報やローン申し込みの諸条件につきましては、各金融機関の窓口でご確認してください。

 

これから太陽光ローンを契約する方は、これからのことを踏まえた上でしっかりと吟味をしてみてください。

2017/04/19

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