エレベーターの中の演出が素敵!アメリカで2番目の高さを誇る「ウィリスタワー」
出典:http://matome.naver.jp/odai/2138754303664715601
アメリカ合衆国、シカゴにあるウィリスタワー。
ニューヨークにあるワンワールドトレードセンターに次いで、アメリカで2番目に高いビルとなっています。
人気の一つ、「ザ・レッジ」など、景色が綺麗で夜景も遠くまで見渡せることで有名です。
今回は、そんなウィリスタワーをご紹介します。
ウィリスタワーの歴史と特徴
アンテナを合わせると高さ527メートル、屋根部分の高さが442メートルの110階建ての超高層ビルです。
1973年に完成し、当時は世界一の高さを誇っていました。
鉄骨構造で、外壁は黒のアルミ枠にブロンズガラスで構成されています。カーテンウォールが特徴的です。
また、完成当初の1973年から2009年までは、「シアーズ・タワー」という名前で世界最大の百貨店もありました。しかし、事業の失敗などが相次いだため、1994年に売却され、2009年7月にはウィリス・グループ・ホールディングスが命名権を取得し、改名されて現在に至ります。
103階にある展望室「スカイデッキ・シカゴ」は人気のひとつであり、観光客も多く集まる観光名所のひとつでもあります。
エレベーターに乗ると約1分ほどで360度の巨大パノラマを目の前に、景色を楽しむことができます。2009年7月からは、「The Ledge(ザ・レッジ)」が設置されました。
エレベーターの中での演出が素敵
103階に到達するまでの約1分間、あっという間ともいえますが、ここで退屈させないような仕掛けがあるのが見どころ。
モニターに、上昇中の階数と、高さ、そしてその高さが世界の有名な建造物でどのくらいのものかを表示してくれています。自由の女神や、モスクワ州立大学、そして日本の横浜ランドマークタワーなども例に挙げられています。
1分間があっという間に感じるのには、このような演出のおかげでもあります。
また、この演出のおかげで、高さに期待が持て、わくわく感が増します。
The Ledge
出典:http://matome.naver.jp/odai/2138754303664715601
103階の一角にある、床も含めた全面が透明なガラス張りの展望室は、必ず挑戦したい場所。
床部分もガラス張りなので、真下を眺めることもできます。
高さに抵抗のない人は、座ってあたりを見渡すと、空中に浮いているような感覚を楽しむことができます。
子どもが寝転がったり、かがんで写真を撮るツワモノもいますよ。
周辺には高級ホテルなど
ウィリスタワーはシカゴのなかでも中心部にあるので、徒歩圏内には、高級ホテルや、オペラが楽しめるホールなどもあります。また、ユニオン駅という大きな駅もあり、構内の見学だけでも楽しむことができます。
他にもマネーミュージアムや、ピザのツアーを行っていたりと、観光客向けのイベントなども多数あります。
1日中楽しむのに、飽きない、充実した場所にあるウィリスタワー。
ぜひ、一度は展望室へ登ってみたいものです。
そして、「The Ledge」でその高さを体感してみてください。