宝塔と竹の「台北101」ショッピングも充実で観光に最適


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出典 http://www.taipei-101.com.tw/jp/

 

台湾の台北市信義区にある超高層ビル「台北101」。地上101階のビルなので、”101”がビル名についたと言われています。

2007年までは、完成建造物としては世界一高い高層ビルだった歴史を持つ「台北101」。建設の経緯とその魅力に迫ります。

 

台北101 自慢の特徴

全面ガラス張りの、近代的なデザインをした建造物。2007年にドバイのブルジュハリファに越されるまでは世界で一番高い建造物として有名でした。伝統的な宝塔と竹をイメージした輪郭は、台湾ならではのものです。

さらに、何と言っても現代らしいデザインをしたガラス張りの窓ですが、8トンのトラックが乗っても割れないほどに強靭なもので、強風にも強いとのことです。

また、強紫外線を3分の2カットできる性能を持っているので、夏は冷房が効きやすくなり、冬は寒さが逃げず、暖房で暖かいままに保てるということで、省エネも考慮されています。

地下は5階あり、支持層の下30メートルまでしっかりと杭が打ち込まれているため、万が一の災害にも対応できる強さを持っています。

地上24階から27階にかけては、中国の貨幣をイメージしたオブジェが8方位に設置されています。

 

エレベーターは東芝

東芝製のエレベーターを利用しており、毎分、1,010メートルの速さで上昇、下降ができる高速のエレベーターです。2004年には、このスピードでギネスブックにも登録されるほどのものでした。現在も、89階にはギネス認定時の認定証が飾られています。

エレベーター内の両サイドには、目的階までの到着秒数や、高さ、分速などが表示される仕組みになっています。自分がどんな速さで上昇しているかが理解できるので、このエレベーターの凄さを身を以て感じることができます。

 

周辺のショップや観光も充実

「台北101」の展望台に上がることももちろん可能です。ギフトショップがあったり、プリントシール機が置いてあったりと、観光客向けに楽しめるコンテンツが用意されています。
また、高さを楽しみ、台北の景色をゆっくりと眺めるのもおすすめです。

さらに、「台北101ショッピングモール」があり、こちらはぜひ立ち寄ってほしい場所です。高級ブランドから、スーパーマーケットまで、観光客にも地元の方にも根付いたショッピングモールです。

中華料理屋さんも多く、好きなものが選べる上、あまり並ばずに入れることもあって時間短縮にも便利です。お土産も、ここに立ち寄れば全て揃ってしまうくらいの種類が用意されています。台湾のコスメ品もおすすめです。

 

台湾のなかでも中心部にある「台北101」。高層ビルとしての凄さはもちろん、エレベーターのスピードや展望台からの景色、そして周辺の観光も楽しむことができる、立地条件もばっちりな超高層ビルです。訪れた際にはぜひ立ち寄りたい場所の一つですね。