エアコンフィルターの埃の取り方
みなさんこんにちは、ビルクリーニングのプロ水無瀬です。
毎日使っているエアコンですが、エアーコンディショナーという名前の指し示す通り、部屋の中を暖かくしたり涼しくしたりするだけではなく、空気の環境も整えてくれます。
空気環境とはなにものかと言いますと、温度が人間に快適に保たれているか、湿度は適正か、埃が舞っていたりしないか、空気中に有害な気体は含まれていないか、ということです。
この中でエアコンが整えてくれるのは主に温度と埃ですが、埃は意外と危険なのです。
この危険性の解説も踏まえまして、エアコンフィルターの埃の取り方を説明したいと思います。
(1)埃がなぜ危険なのか
床の汚れとかシミとかは気になりますが、汚れとしてはあまり危険ではありません。
なぜかというと感染につながるリスクが少ないからです。
怪我をした素足で踏んだりしたら感染してしまいますが、そういうケースはあまりないと考えられます。
逆に埃ですが、これは危ないんです。
なぜかというと埃はとても小さくて軽いので空気中を浮いて移動します。
浮遊粉じんというのですが、この埃にカビがくっついていたりしますので、埃っぽい部屋は快適ではないばかりではなく、病気になる危険性が上がっているのです。
(2)エアコンにフィルターがついている意味
エアコンには必ずフィルターがついています。
これはなぜかというと空気を循環させる時に必ず埃も一緒に循環させてしまっているので、空気だけを通して埃をフィルターのところでつかまえて循環させないようにしているわけです。
温かい空気、冷たい空気は必要ですが、埃はいらないわけですから。
フィルターがついていることで埃を吸い込まないで済むようになっているわけです。
それでこのフィルターの埃を取る力ですが、本来の機能を発揮できるのは一ヶ月くらい。
それを過ぎるとフィルターに埃がくっつき過ぎて性能が低下していると思っていいです。
(3)エアコンフィルターの埃の取り方
家庭用エアコンのフィルターはプラ製品ですので水洗いをすることができます。
掃除機で吸ってもかまいませんが、吸口を網に押し付けないようにしてください。
網が変形したり破れたりするとフィルターとして機能しなくなります。
くっつくのが埃だけですので水洗いで十分ですが、おタバコを吸われる場合はヤニ油も一緒にくっついておりますので洗剤洗いが必要になります。
洗剤で洗った後、かならず水ですすぎ洗いをして洗剤分を残さないようにしてください。
洗って十分に乾かした後、同じ場所に取り付ければ完成です。
まとめ
- 埃は口の中に飛び込む汚れで病気の原因になります。
- フィルターがあることで埃が少なくなりますが、性能を発揮できるのは一ヶ月。
月に1回は洗いましょう。 - 水洗いで十分に取れますが、タバコを吸う場合は洗剤洗いが必要となります。
今では一部屋に一つエアコンがあっても珍しくない温度変化になってまいりました。
高い場所に設置してあるのでお掃除がしづらいように感じますが、ホームセンターで手すり付きのアルミ脚立が売っていますのでフィルターはお掃除するように習慣づけた方がいいです。
空気を吸わない人間はいませんが、その空気が埃で汚れていたら病気になってしまいます。
掃除の目的の多くは空気環境を整えるためですから、エアコンのフィルターも忘れずお掃除するようにいたしましょう。